「夜遅い帰宅時に玄関が怖い・・・」
「防犯グッズはどれを選べばいいかわからない・・・」
「犯罪者に侵入されたらと思うと怖くて・・・」
そんな不安を抱える一人暮らしの女性は少なくありません。

防犯対策強化のご相談をいただくケースには、同じような悩みをお持ちの方も多くいらっしゃいます。
特に玄関は、外部との接点となりやすい場所だけに、安全策を講じておくことが大切。
本格的な対策であればプロに依頼する方法が確実ですが、近年は初心者でも手軽に取り組める防犯グッズや対策が数多く登場しています。
この記事では、玄関を守るために自分でできて効果的な5つの方法と、日常生活における工夫をわかりやすく解説。
実際に役立った体験談やおすすめアイテムも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしの女性にオススメ!玄関に5つの防犯対策
1. ダブルロックで侵入を防ぐ基本対策
- 鍵を2つに増やす「ワンドア・ツーロック」
玄関の鍵を一つから二つに増やすだけで、侵入者がピッキングやこじ開けに要する時間が大幅に伸び、周囲に気づかれるリスクが高まります。
人の目が気になる犯罪者に対して非常に効果的な対策方法ですよ。
設置する際のコツは、ドアに取り付けられている鍵から30cm以上離して設置すること。
こうすることで、こじ開けを何回も行わなければならなくなり、侵入しようという意思を失わせられる可能性を高められます。
具体的な方法には、以下のようなものがあるでしょう。- 空き巣対策に外から鍵がかけられるもの
玄関の扉枠に、手で回せるネジを締め込むだけで固定可能なものが手軽で良いでしょう。
仮に破壊する場合は、切断するための工具か叩き壊すという動作が必要になるため、侵入までの手間が増えますし、手間を省けば大きな音が発生します。
安価に販売されている製品が多くありますので、探してみてくださいね。 - 在宅時に侵入しづらくするもの
玄関扉の内側に取り付けて、内側から鍵を締めてしまうものです。
在宅していても、お構いなしに侵入してくる犯罪も増加していますので、このようなタイプの犯罪者に対しては、かなり有効な方法です。
取り付けられる扉の形が限定されているものもありますので、よく確認してから購入しましょう。
- 空き巣対策に外から鍵がかけられるもの
2. ドアスコープに覗き見防止カバーを活用
- 外部からの視線をシャットアウト
ドアスコープ(のぞき穴)は訪問者を確認できるという便利な一面がある一方、外側から逆に部屋の様子を覗かれるリスクがあります。
リバースドアスコープを使えば、ドアの外から建物内部の状況を確認できるため、室内で異常が発生している場合の安全確認用に販売はされていますが、これを悪用されると内部が外から覗ける状態に。
参考:リバースドアスコープ
https://www.amazon.co.jp/%E3%80%90%E9%98%B2%E7%8A%AF%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%A0%E3%80%91%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%89%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%97-OA-719-%E9%81%A0%E8%BF%91%E4%B8%A1%E7%94%A8%E5%8D%98%E7%9C%BC%E9%8F%A1-%E3%83%89%E3%82%A2%E8%A6%97%E3%81%8D%E7%A9%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E4%BE%B5%E5%85%A5%E8%80%85%E3%82%92%E5%A4%96%E3%81%8B%E3%82%89%E7%A2%BA%E8%AA%8D%EF%BC%81%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%89%E3%82%A2%E3%82%84%E7%B5%B5%E7%94%BB%E9%91%91%E8%B3%9E%E3%81%AB%E3%82%82%EF%BC%81-%E5%80%8D%E7%8E%87%EF%BC%97%E5%80%8D/dp/B0B825Z6RF/
そこで、内側から見たいときだけドアスコープが使用可能になる、覗き見防止カバーを取り付けると安心。
ネジや粘着シールで簡単に装着できますし、紙やシールでふさぐ応急対策でも有効です。
3. 防犯ステッカーで侵入者をけん制
- 「防犯カメラ作動中」などの表示で威嚇効果
玄関ドアやポスト付近にステッカーを貼るだけでも、「ここは警戒が厳しい」「防犯意識が高い」と思わせる抑止力になります。
100円ショップなどで入手できるため、費用対効果が高い点も魅力です。
ただの「ハッタリ」に過ぎませんが、更にダミーの防犯カメラも設置していれば、ただの「ハッタリ」でも迫力が出ます。
4. センサーライトで夜間の玄関を明るく
- 暗い場所を瞬時に照らして不審者を遠ざける
人感センサー付きライトは、人が近づくと自動で点灯する仕組み。
電池式なら配線工事も不要で、設置場所を選びません。
ソーラー式もありますが、日当たりがある程度ない場所では、充電不足となってしまうケースが増えるため、昼間の日当たりを確認してから選択してくださいね。
「明るくなる」というだけでも、周りから見られることを恐れる犯罪者に恐怖となりえるもの。
防犯効果が高まります。
5. スマートロックで安全と便利を両立
- アプリ操作・リモート解錠で荷物の受け取りも楽に
物理的な鍵が不要なスマートロックは、鍵の紛失リスクを減らすと同時に、外出先からの施錠確認や宅配業者への一時解錠が可能。
工事不要で既存のドアに取り付けられる製品も多く、一人暮らしでも導入しやすいのが特徴です。
動作に必要な電池の確認や、取り付け状態の確認など、多少手間は増えますが、それを上回るだけの安心・便利に繋がります。
初心者でも簡単にできる玄関防犯のステップ3つ
ステップ1:必要最小限のグッズを揃える
- ドア補助ロック・防犯ステッカー・センサーライト
まずは低コストかつ手軽に導入できるグッズから始めましょう。
粘着テープやネジ止めで取り付け可能な補助錠、防犯意識をアピールするステッカー、人感センサー付きライトなどが代表例です。
ステップ2:段階的に防犯を強化
- 玄関強化から窓・ベランダの対策へ
最初は玄関の二重ロックや覗き見防止対策など、優先度の高い部分から着手を。
次のステップとして、窓に防犯フィルムを貼るなど自宅全体をカバーしていきましょう。
防犯フィルムは、窓全体を覆うように貼り付けなければ、ほぼ効果がありませんので、全面をカバーできる製品選びが重要です。
厚みのあるフィルムですので、貼り付けが難しい場合は、専門の業者へ相談しましょう。
また、定期的にグッズを見直し、新しい商品があれば買い替えも検討すると効果的です。
ステップ3:日常的な注意を徹底
- 玄関周りの整理整頓や、郵便物・チラシの管理
不審者が隠れられるスペースを作らないように心がける、ポストに郵便物を溜めない、来訪者の身分証を確認してからドアを開けるなど、普段から“小さな防犯意識”を持つことが大切です。- 不審者が隠れられるスペースを作らない
罪を犯そうとしている人間は、できるだけ人目につかないように行動したいもの。
戸建の場合は、庭のフェンスや生け垣が隠れるスペースを作ってしまいかねません。
アパートの場合は、通路に大きな荷物などの視界を遮るものがあれば、隠れるスペースとして利用される危険性があります。
フェンスや生け垣は、高さを下げたり、人通りから透けて見えるようにし、通路の荷物は片付けて、視野を妨げないようにすれば、隠れる場所を最小限にすることができます。
どこから見られているかわからない状態では、罪を犯す意思も揺らぐことになるでしょう。 - ポストに郵便物を溜めない
ポストに大量の郵便物が溜まったままになっていれば、かなりの期間不在であろうことが、容易に想像できてしまいますね。
不在とわかってしまえば、空き巣に狙われる標的となり得ます。 - 来訪者の身分証を確認する
訪問販売や宅配業者を装って侵入しようとする犯罪も多く発生しています。
モニター付きドアホンで身分証を確認するとともに、少しでも怪しいと思ったらドアを開けないくらいの注意が必要ですね。
ドアホンにモニターが無い場合は、ドアスコープにカメラを取り付けて、モニター代わりに利用する方法も検討してみてください。
- 不審者が隠れられるスペースを作らない
実際に効果があった体験談とおすすめグッズ
体験談:ちょっとした工夫で大きな安心に
- 覗き見防止カバーとセンサーライトを導入したAさん
「夜道から帰宅するとき、玄関先が明るいだけで随分と不安が減りました。宅配業者が来ても、まずはカバーで室内を隠せるので安心です」 - ドアロック補助装置で“多重ロック”を実践したBさん
「補助鍵を追加してから、 ‘カチャッカチャッ’と2回施錠する音が自分でも心強いです。侵入者にとっては手間が増えるので、抑止力になると思います」
おすすめグッズ
- 防犯カメラ付きドアホン
来訪者を記録でき、顔が見えない状態でドアを開けずに済むため安心感が高まります。
下の製品は、工事不要で設置できる上、SDカードへの録画機能や、スマホから現在のカメラ映像を確認でき、クラウドへの保存もできるため、いつでも録画データを確認できる、高機能ながらリーズナブルな製品です。 - ダミーカメラ
本格的なカメラを設置する費用や工事が難しい場合でも、見た目で威嚇できる手軽な方法です。
上でも紹介したセンサーライト一体型を再度紹介しておきます。 - スマートロック
アプリで鍵を管理でき、物理的な鍵の出し入れが少なくなるため、鍵の紛失リスクを減らします。家を空ける時間が多い方にもおすすめ。
スマホや指紋、暗証番号でも施解錠が可能で、非常に扱いやすいと人気の高い製品を紹介しておきます。
ただし、電池切れや故障などのトラブルは起きるタイミングがわかりませんので、念の為、鍵を持って出かけることはお忘れないようにしてくださいね。
まとめ:小さな工夫で大きな安心を

- ダブルロックや覗き見防止カバーなど“物理的な対策”
- 防犯ステッカーやセンサーライトなど“見える対策”
- スマートロックによる利便性と安全性の両立
- 日常的な注意で“不審者を寄せつけない環境”づくり
一人暮らしの女性だからこそ、玄関防犯は最優先課題のひとつです。
紹介した対策やグッズを組み合わせることで、侵入者を遠ざけ、安心して過ごせる住まいを手に入れましょう。
外出時や就寝前など、習慣的に玄関周りのチェックを行うことも大切です。
まずは導入しやすい方法から始めてみてくださいね。
※注意
本記事で紹介した対策やグッズは一例です。
お住まいの建物構造や地域の治安状況によっては、別途専門的な工事や警察への相談が必要な場合もあります。
最終的には管理会社・専門業者・最寄りの警察署等と連携し、適切な対策をとるようにしましょう。
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生活サポート西条
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